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「東北の創生へ6県が結束を」増田氏講演

将来の東北の在り方について語る増田氏

 東日本大震災から復興した後の新しい東北の在り方を探る講演会「東北の創生に向けて」(東北地域づくり協会、河北新報社主催)が1日、仙台市青葉区の東北大百周年記念会館川内萩ホールであった。
 前岩手県知事で元総務相の増田寛也・野村総合研究所顧問が記念講演。人口減の中、自立する東北をつくるために「東北の根本、スタンダードをつくり出し、その良さが海外まで届くよう伝えていく努力が大事だ」と呼び掛けた。
 東北の強みとして、自然や文化などに日本本来の姿が残る点を挙げ、高速交通網の整備が進んだ環境を生かせば訪日外国人旅行者の大幅増が見込めると指摘した。地方創生の実現に向け「最近、東北6県の行政にバラバラ感がある。もっと高いレベルで結束しなければならない」と強調した。
 東北大の研究者4人は「地方創生を支えるインフラ技術」をテーマに講演。高橋弘大学院教授は、小型無人機ドローンを使って災害現場の地盤強度を計測するシステムを解説した。
 講演会は東北地域づくり協会(旧・東北建設協会)の公益事業50周年を記念して開かれ、約600人が集まった。


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2017年02月02日木曜日


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