青森のニュース

バイオマス発電 王子と三菱製紙八戸に計画

立地協定調印式で握手する(右から)小林真八戸市長、田熊社長、前多正博青森県商工労働部次長=八戸市役所

 王子ホールディングスの子会社王子グリーンリソースと三菱製紙(ともに東京)は、八戸市に国内最大規模のバイオマス発電所「八戸エコエネルギー発電所」を建設することを決め、1日、市、青森県と立地協定を結んだ。5月に着工し、2019年7月の営業運転開始を目指す。
 同市河原木の三菱製紙八戸工場内の約7万平方メートルの敷地に、木質チップやパームヤシ殻を燃料としたバイオマスボイラーとタービン発電機を設置する。出力7万4950キロワットで、年間発電量は一般家庭約15万世帯分の年間使用量に相当する。建設費は約230億円。東北電力や新電力への供給を検討し、年間売上高は約110億円を見込む。
 木質チップは海外から輸入する。将来的に県内の未利用材の活用も検討する。
 王子は宮崎県や北海道でエネルギー事業を展開しており、燃料調達などのノウハウを生かして事業拡大を図る。三菱製紙は八戸港に専用岸壁などのインフラを持っており、発電事業で収益基盤を強化する。
 両社が共同出資するエム・ピー・エム・王子エコエネルギー(八戸市)が事業を担う。同社の田熊聡社長は市役所で記者会見し「雇用創出や地域経済の振興に貢献したい」と述べた。


関連ページ: 青森 経済

2017年02月02日木曜日


先頭に戻る