岩手のニュース

災害公営住宅全て完成 宮古

設備の説明を受ける入居予定者ら

 岩手県宮古市に建設された東日本大震災の被災者を対象にした災害公営住宅が全て完成し、1日、鍵の引き渡しが始まった。岩手県営7団地と市営18団地で計766戸を整備した。建築費は県営が約47億3000万円、市営が約129億5000万円。
 同市山口に最後に建てられた市営の山口災害住宅は鉄筋コンクリート4階で2DKが23戸。19世帯が入居を予定している。建築費は約6億8000万円。
 入居説明会が同日あり、11世帯が参加した。共益費についての説明を聞いたり、換気システムやインターホンなどの使い方を確認したりした。
 市役所近くの自宅が全壊し、同市田の神にある民間賃貸のみなし仮設住宅で暮らしている坂下久美子さん(66)は「今まで何度も抽選に落ちた。ようやく入居が決まってほっとした。快適で住みやすそう。広いので、孫が遊びに来るにもいいですね」と話した。
 県と宮古市は2013年9月、災害公営住宅の建設に着手。14年4月に入居が始まった。16年末現在で677人がプレハブ仮設住宅、208人がみなし仮設住宅で暮らしている。


関連ページ: 岩手 社会

2017年02月02日木曜日


先頭に戻る