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<山形県警>翻訳用タブレット 全署配備

外国人が交番に訪れた想定の訓練で、タブレットを使って説明する警察官(右)

 山形県警は1日、インバウンド(訪日外国人旅行者)の増加に対応し、日本語が分からない外国人から道案内や落とし物などの相談を受けた際に使う翻訳用タブレット端末を、県内14全署に計24台配備した。東北では初めての導入となる。
 観光庁の東北観光復興対策交付金約230万円を活用した。各署は、空港や観光地などを抱える交番や駐在所などに配備する。
 タブレットには、音声翻訳ソフト「VoiceTra」(ボイストラ)などのアプリが入っており、英語や中国語など31の言語に対応する。そのうち15カ国語は、警察官と相談者の双方が話した言葉が翻訳され、音声となって流れる仕組みだ。残りの言語は音声入力に一部対応するが、出力は全て文字表記となる。
 主な相談内容として、観光地への行き方や所持品の紛失などを想定。犯罪などのトラブルに巻き込まれた場合は、県警の組織犯罪対策課に連絡する。
 県警本部で1日、運用開始式があり、外国人が交番へ相談に来た想定で、タブレットを活用した対応訓練を行った。
 訓練に参加した山形駅前交番の鈴木龍巡査部長(34)は「これまではジェスチャーも交えながら説明してきた。タブレットが手元にあることで、的確かつ迅速に外国人にアドバイスができる」と話した。


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2017年02月02日木曜日


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