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いちいの移動販売車 デビットカード決済OK

 福島県内でスーパーを展開する「いちい」(福島市)と東邦銀行、クレジット大手JCBは1日、1人暮らしの高齢者らの買い物支援に向け、生鮮品などを扱う移動販売車でデビットカード決済が可能になるシステム開発を進めていると発表した。カードによる買い物情報を離れて暮らす家族などにメールで通知する全国初のサービスも設け、安否確認に役立ててもらう。
 いちいは福島、郡山、須賀川市周辺で計7台の移動販売車「とくし丸」を運行。高齢者を中心に約1000人の顧客がいる。2014年10月には孤独死防止などを目指し、福島県と「地域見守り協定」も結んだ。
 「とくし丸」は現在、現金払いだけ。高齢者が使いやすいキャッシュレス決済として、クレジットカードのような審査が不要なデビットカードに着目した。JCBがモバイル端末を提供し、東邦銀が発行する「Alwaysデビットカード」の利用を可能にした。今年3月中にカードの取り扱いを始める。
 希望者にはカード決済した情報を即座に本人以外のスマートフォンなどに送信。夏ごろの運用開始目標に向け、配信する情報の範囲などを決める。
 伊藤信弘いちい社長は福島県庁で浜口強JCB専務らと記者会見。「銀行で現金を引き出す必要がないデビットカード決済はお年寄りにとって便利。『地域の見守り隊』のような存在になればうれしい」と語った。


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2017年02月02日木曜日


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