福島のニュース

小坂宿の歴史再発見 福島大生が研究成果報告

現地ツアーでは伊達成宗の墓地近くも歩いた

 参勤交代の大名らが泊まった羽州街道の宿場町の一つ、福島県国見町の「小坂宿」について、福島大の学生たちが1月29日、歴史文化を研究した成果を地元住民に報告した。
 学芸員資格などを取得する授業の一環で、行政政策学類の3年生14人が約1年間、現地や古文書を調査した。成果報告は地元・小坂地区の集会施設で行われ、住民ら約90人が集まり、一部は現地ツアーにも参加した。
 学生たちは、江戸期とみられる時期の町割り図と現在の町並みを写真で紹介。街道沿いにあった宿に触れ「(奥行きのある)縦長の敷地が連なる当時の特徴が今も残っている」などと説明した。
 研究では、仙台藩祖伊達政宗(伊達家17代当主)の先祖に当たる12代伊達成宗が隠居したとされる15世紀後半の館跡も調査。家督争いで対立した子の尚宗が拠点にした、現在の伊達市梁川町を見渡せる場所にあったことも指摘した。
 現地ツアーでは羽州街道を歩き、宿の跡地を回るなどした。参加した地元の建築士小坂和也さん(59)は「話を聞いて当時のイメージが湧いてきた」と話した。


関連ページ: 福島 社会

2017年02月03日金曜日


先頭に戻る