宮城のニュース

<ツール・ド・東北>実行委に復興功績顕彰

 復興庁は3日、東日本大震災の被災地で支援活動などを展開し、復興後の「新しい東北」の実現に貢献したとして、宮城県の被災地を自転車で巡る「ツール・ド・東北2016」(河北新報社、ヤフー主催)実行委員会など計20の個人や団体を顕彰すると発表した。9日に仙台市内で顕彰式を行う。
 名称は「新しい東北」の復興・創生顕彰(直近1年間の活動)と復興功績顕彰(集中復興期間5年間の活動)。今村雅弘復興相は「今後のアイデアの提供や取り組みの励みになればいい」と述べた。
 ツール・ド・東北は、自転車の自然なスピードで被災地の現状を体感してもらい、復興支援と東北復興につなげようと2013年に始まった。4回目の昨年は9月17、18日、石巻市から気仙沼市にかけての沿岸部6コースで行われ、3764人が参加した。ゴール地点の石巻専修大で食などのイベントも開催、約1万3000人が参加した。
 復興・創生顕彰個人部門で選ばれた釜石高3年の寺崎幸季さんは、仮設住宅の壁をアートで彩る活動を企画。宮城県女川町の小松洋介さんは町民の憩いの場の創設や産業支援、福島県川内村の渡辺正さんは地元産ソバを生かした発泡酒などの商品開発に取り組んだ。
 復興功績顕彰の花巻市の高橋博之さんは生産物とセットにした情報誌「食べる通信」を発行。宮城県亘理町の引地恵さんは着物再利用など被災地での仕事創出に尽力した。


関連ページ: 宮城 社会

2017年02月04日土曜日


先頭に戻る