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<自動車事故>25%が駐車場で発生

 東北で2015年に発生した自動車事故のうち、25.4%が駐車場内で起きていることが、日本損害保険協会東北支部の駐車場内事故調査で分かった。同支部は「駐車場内は道路上に比べ気が緩みやすい。十分に気を付けてほしい」と注意を促している。

 15年に損保会社が扱った東北6県の自動車事故のうち、32万2267件を抽出調査。「道路上の他」での発生は24万292件、駐車場内は8万1975件だった。
 駐車場内の事故の県別状況は表の通り。件数は人口が多い宮城、福島で多く、自動車事故全体に占める割合は秋田が最も高かった。
 事故形態別は「自動車同士の接触・衝突」が5万1550件(62.9%)でトップ。「壁や街灯など施設物との接触」の2万2360件(27.3%)、「飛来物や落書きによる損傷」の2727件(3.3%)が続いた。
 同支部の五味正夫事務局長は「駐車場内は低速で走行するため軽度の事故が多いが、賠償問題になれば多くの時間と労力が必要になる。順路や停止線を守り、後退時は鏡と目視の両方で確認してほしい」と話した。
 同支部は駐車場内での事故防止を呼び掛けるポスターを製作。損保各社の営業所や代理店に掲示するほか、東北自動車道のパーキングエリアやサービスエリアで啓発活動を実施する。
 駐車場内の事故調査は10年分から実施し、東日本大震災のあった11年分を除き今回で5回目。件数のピークは13年分の8万8806件で全体の29.3%を占めた。


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2017年02月04日土曜日


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