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<高校スキー>宮崎(秋田花輪)初V

ジャンプ男子 優勝した宮崎
大回転女子 東北勢トップの10位に入った秦

 全国高校スキー第2日は3日、群馬県片品村の片品シャンツェなどで行われ、ジャンプ(ヒルサイズ=HS83メートル)男子はノルディック複合の全日本スキー連盟強化指定選手、宮崎敬太(秋田・花輪)が83メートルを飛び、127.1点で初優勝した。2回目の途中で降雪のため打ち切りとなり、1回目の成績で順位が決まった。
 アルペン大回転女子は秦麗ら(うらら)=青森・柴田女=が10位入賞。富井雪奈(長野俊英)が合計タイム1分57秒94で制した。男子と同じ会場で実施された公開競技のジャンプ女子は1年の鴨田鮎華(北海道・下川商)が75.5メートル、78.5メートルの合計229.8点で勝った。
 距離は男女のフリーが予定されていたが、悪天候で4日に変更となった。

<ただ一人80メートル越え「風にうまく乗れた」>
 有利な向かい風をうまく捉え、ヒルサイズの83メートルを飛んだ2年の宮崎がジャンプ男子を制した。2回目は降雪で打ち切られたが、ただ一人の80メートル越えは文句なしの結果だろう。本職の複合との2冠へ前進し「いつも通りのジャンプができた。風にうまく乗れた」と穏やかに笑った。
 昨年は12位。ウエートトレーニングを積んで体重を5キロほど増やし「風が吹いてもジャンプが安定するようになった」と成長を実感する。秋田県スキー連盟の畠山ジャンプ部長は「基本がしっかりしてきたので波がなくなった」と目を細めた。
 4日の複合に勝てば勝呂裕司(北海道・北照)以来48大会ぶりの2冠達成となる。「得意のジャンプで稼いで逃げ切りたい」と意気込んだ。

<秦、2年連続入賞も悔しさ>
 女子大回転で秦が東北勢トップの10位に入った。昨年の7位に続く2年連続入賞に「うれしいけど、1回目をもっと頑張っていれば…」と悔しさをにじませた。
 1回目、急斜面に切り替わる右カーブでスピードに乗り切れず、21位と出遅れた。「中途半端な結果になるぐらいなら、イチかバチかで思い切っていく」と開き直った2回目は4位の好タイムで順位を上げた。
 岐阜県中津川市出身の3年生。回転の出場権は逃したため、次戦は約2週間後の国体。「2回目のような滑りを1回目から出したい」と念願の表彰台を狙う。
 後輩の2年生蛯原は2回とも手堅くタイムをそろえ、12位と続いた。「うれしさ半分、悔しさ半分。前日に微熱が出て100パーセントの状態ではなかったのに、ここまでいけたのは自信になる」と振り返った。


2017年02月04日土曜日


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