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体ぶつけ護符争奪 奥州・黒石寺で蘇民祭

男衆が体をぶつけ合った蘇民袋争奪戦=4日午前5時15分ごろ、奥州市水沢区の黒石寺

 奥州市水沢区の黒石寺で1200年以上続くとされる奇祭「蘇民祭」が3日夜から4日早朝にかけてあった。雪が舞う中、下帯姿の男衆約140人が豊作や無病息災を祈り、蘇民袋を奪い合った。
 男衆は3日午後10時ごろ、境内の川で身を清めた後、本堂前に積み上げた松の木を燃やし、火の粉を浴びながら気勢を上げた。
 4日午前5時前に本堂で、小間木(こまぎ)と呼ばれる護符が入った蘇民袋の争奪戦が始まった。御利益があるという袋や小間木を目がけ、体を激しくぶつけ合った。
 20年ほど前から参加している東京都台東区の会社員野々瀬聡一さん(49)は「充実した時間を過ごすことができた。これだけ長時間の裸祭りはなく、伝統を守りたい」と話した。


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2017年02月05日日曜日


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