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<エコラの日々>寒波と温暖化

絵・木下亜梨沙

 暖かいお正月を迎えたと思ったら、まさかの寒波襲来! そういえば昨シーズンも大寒波のため沖縄で雪が観測されました。地球の気候が何らかの形で変化する気候変動は、地球温暖化によるものだと言われ、さまざまな問題があります。
 異常気象による災害、海面上昇、森林破壊、砂漠化、氷河が解ける、そして動物や植物にも影響します。世界全体の問題です。
 日本の平均気温はこの100年で1.1度上昇しています。それくらい大したことじゃないと思ってしまいますが、平均気温が1度上がると住んでいる場所が100キロも南下するのと同じことになるそうです。環境が変わり、魚も木も草も今まであった種類と違ったものになります。
 温暖化で問題になっているのが二酸化炭素の削減です。二酸化炭素は地球を暖めている温室効果ガスの一つです。人間が生きるために、ないと困るけれど、あり過ぎても困るものです。二酸化炭素が増えてバランスが崩れると、温暖化が進みます。
 私たちの生活の中で、二酸化炭素はどこから出るのでしょう。日本全体で40%は工場・会社など産業から。工場で何かを燃やしたり機械を動かして電気を使ったりするとたくさん出ます。運輸で20%。中でも車が出す量が多いのです。家庭からの排出量は13%。生活に便利な家電製品をたくさん使うと量が増えます。
 私たちにできることは一人一人の工夫で二酸化炭素を減らすことです。「いまさら無理」と、考えることをやめて放っておけば、温暖化はどんどん進んでしまいます。少しずつ減らすことを考え実行すれば、数字に表れ実感するでしょう。
 生活していることが二酸化炭素を出していることにつながる。そのことをいつも忘れずにいたいものです。まずは自分の暮らしから見直してみましょう。
 冷暖房の温度を1度加減する。車の運転を控え、公共交通機関を利用したり自転車に変更したりする。カーシェアリングやエコカーの利用も考えられます。テレビを見る時間を減らす。水道やシャワーの流しっぱなし、電気のつけっぱなしをやめる。電気、ガス、ガソリンをできるだけ使わないよう工夫する。
 自分の生活スタイルに合わせて、できることから実践してみませんか。小さな自分レベルから地球の問題を考えてみましょう。
(ACT53仙台・佐々木良子)


2017年02月06日月曜日


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