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<NPOの杜>小さな命をつなぐ

 2336匹。2015年度、宮城県内で保健所に持ち込まれ、飼い主が現れないまま殺処分された犬と猫の数です。猫ブームもあり、犬や猫を家族として迎える人がいる半面、失われる命が少なくないことも現実にあります。
 動物愛護団体「アニマルピース」は、犬・猫の殺処分問題に取り組み、犬や猫たちの現状を発信し続けてきました。
 毎月第2、第4日曜日には、保健所から保護した犬と猫の家族募集会を開催していますが、新しい家族に出会える犬や猫はほんのわずかです。家族募集会には、保護した犬・猫を各家庭で預かる「一時預かりボランティア」の方たちが会場に連れて来ます。引き取り手がなかった場合には再び家に連れ帰り、1匹でも多くの命がつながるよう見守っています。
 現在、団体が危惧しているのが、繁殖などで増え過ぎ、適切な飼育が困難になる「多頭飼育崩壊」です。全国の自治体の中には10匹以上の犬・猫を飼う場合には届け出が必要という多頭飼育条例を施行している所があり、団体も制定を目指しています。
 「終生飼養」という言葉があります。生き物を飼うということはその命に最期まで責任を持つ覚悟が必要です。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 久保美紀子)


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2017年02月06日月曜日


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