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<青森産ホタテ>販売額・漁獲量とも過去最高

 本年度の青森県産ホタテガイの販売額は200億円を、漁獲量は10万トンを突破し、ともに過去最高記録を更新している。2010年に陸奥湾の海水温が上昇して大量死が発生し、漁獲量は15年度にようやく回復した。引き続き好調な伸びで完全復活を果たした。
 青森県産ホタテガイの漁獲量と販売額の経過はグラフの通り。
 県漁連によると、昨年4〜12月の販売額(税込み)は約209億1300万円、漁獲量は約10万1500トンだった。200億円を突破したのは初。本年度末には約225億円、約10万7000トンに達すると見込んでいる。
 漁獲量が好調だったのは、水温が平年並みに推移したことが主な要因。生産者は通常、へい死を加味した数量を養殖している。本年度は成育が順調で、死んだホタテガイが少なかったことから想定を上回る漁獲量になったという。
 販売額は、15年から海外輸出が順調に伸びていることが背景にある。米国、中国を中心に、韓国、ベトナムでも需要が高まっているという。
 14年冬にオホーツク海沿岸を襲った爆弾低気圧によるしけや、昨年夏に北海道南地域を直撃した台風の影響で北海道産の漁獲低迷が続いたことも要因の一つ。青森県産ホタテガイは引き合いが強まった結果、高単価で推移した。
 県漁連ほたて課の兼平欣一課長は「生産者への指導がうまくいっている証拠。水温やしけなどは天候次第だが、今後も丁寧な養殖管理でへい死を限りなく減らしたい」と話している。


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2017年02月06日月曜日


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