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「#7119」で救急相談 宮城で運用開始へ

 宮城県と仙台市は新年度、短縮番号「#7119」でかかる電話窓口で、夜間や休日の救急相談に応じる事業を始める。看護師らが病気やけがの程度を聞き取り、処置を指示したり受診可能な病院を紹介したりする。緊急性の低い救急車の利用を減らすため消防庁が普及を促しており、東北では初の導入となる。
 相談は県全域が対象で、平日は午後7時から、土曜日は午後2時から共に翌日午前8時まで。日曜祝日は午前8時〜翌日午前8時の24時間対応する。委託先の選定を経て、秋には運用を始める。
 県内で2015年に救急車を利用した人のうち、搬送先で入院不要の軽症と診断された人の割合は34.3%。全国平均の49.4%を下回り、都道府県別では鹿児島(33.8%)、長崎(33.9%)の両県に次いで3番目に低い。
 それでも、県医療整備課は「全体の3分の1を軽症者が占める現状はなお改善の余地がある」と指摘。「#7119」では、相談内容から救急要請が必要と判断すれば119番を薦めるといい、市健康政策課は「(119番をためらう)潜在的な重症者の救命にもつながる」と強調する。
 消防庁は昨年3月、各都道府県への通知で、救急車の適正利用の推進に資するとして「#7119」の導入を求めた。現在、東京都、大阪府、奈良県、福岡県、札幌市周辺、横浜市、和歌山県田辺市周辺の全国7地域で運用されている。


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2017年02月07日火曜日


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