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<ベガルタ>佐々木勝負の2年目

大宮との練習試合で球際の粘りを発揮する佐々木(中央)=宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園

◎1年目無得点「もうルーキーではない」

 J1仙台のMF佐々木匠が、プロ2年目の今季に勝負を懸ける。仙台ユース出身で、将来の仙台を支える生え抜き選手と期待されるが、昨季はけがもあって思うようなプレーができなかった。「もうルーキーではなく、危機感がある。しっかりアピールしたい」と闘志を燃やす。
 さつまキャンプを終え「オフからしっかり準備して臨めたいいキャンプだった」と笑みを浮かべた。延岡キャンプでも、はつらつとした動きが目を引く。
 初めて仙台のホーム戦を観戦した3歳から、ベガルタゴールドのユニホームに袖を通すのが夢だった。突破力のあるドリブルが武器で、昨年7月に念願のホーム戦デビューを飾ったが、直後に右足外くるぶし付近の靱帯(じんたい)を損傷し全治3カ月のけがを負った。1年目はリーグ戦2試合に出場し無得点に終わった。
 そんな中、貴重な経験も積んだ。仙台は昨年11〜12月、若手選手の育成を狙いに6選手を欧州クラブに派遣。佐々木は約2週間、オランダ1部のユトレヒトで練習した。
 身長166センチ、体重59キロの佐々木が学んだのは「体が大きくて強い選手を相手に、スペースを見つけたりかわしたりする判断の早さ」。ユトレヒトはセンスの良さを高く評価。大きな自信になり「そういう部分がプレーに表れると思う」と話す。
 チームは3−4−3の新システムを採用。4日のJ1大宮との練習試合ではシャドーストライカーと呼ばれる下がりめのFWで出場した。佐々木は「(定位置を狙う上で)一番はシャドーだが、渡辺監督が思い描く役割をこなす」と貪欲に出場機会をうかがう。
 いつか海外でプレーしてみたいという新たな夢も抱く。だが、その思いはひとまず封印する。「今必要なのは、自分を育ててくれたクラブやサポーターの皆さんの前でいい結果を出すこと」。2年目を見据える視線は鋭い。(佐々木貴)


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2017年02月07日火曜日


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