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<南極授業>衛星交信 観測隊員が暮らし紹介

南極の氷山から採取した氷を興味深そうに見詰める階上中の生徒たち=気仙沼市

 南極の昭和基地と衛星回線でつなぐ「南極授業」が7日、宮城県気仙沼市階上中であった=写真=。第58次観測隊に県内から参加する隊員らが、全校生徒121人に仕事や生活を紹介した。
 国立極地研究所が主催し、昨年11月から越冬隊に同行している宮城教育大付属中教員の浜中真喜(まき)さん(47)が進行役を担当。隊員として2度目の参加となる仙台市の医師大江洋文さん(56)も加わった。
 体育館のスクリーンに登場した浜中さんは氷点下25度の屋外であいさつ。「隊員80人が地質やペンギンの調査などさまざまな任務に就いている」と動画を交えて紹介した。大江さんは診察や飲み水の水質管理も担っていると述べた。
 生徒から「自然災害は起きるか」と質問もあり、大江さんは「台風や雷、地震はないが秒速60メートルの地吹雪が恐ろしい。乾燥しているため月1回は消防訓練をしている」と答えた。
 生徒には南極の氷もプレゼントされた。2年佐藤匠さん(14)は「自然環境に気を配って過ごしているのがすごい」と驚いた。


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2017年02月08日水曜日


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