福島のニュース

<相馬野馬追>甲冑補修の「技術伝承を」

甲冑の部材について説明する高橋さん(奥右から2人目)

 国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」に関連したトークイベントが5日、福島県南相馬市内であった。甲冑(かっちゅう)師として補修などを手掛ける同市の高橋一幸さん(59)が登壇し、「後継者の不在が課題。伝統行事を守るためにも技術を伝承していきたい」と強調した。
 高橋さんは市内唯一の専業甲冑師として野馬追を支えている。「ひも一つでも既製品は使えない。色調を合わせるなどの工夫が求められる」と作業の苦労話を披露。「古い部材を残しつつ、実用品としての強度を保てるよう注意している」と語った。
 イベントは福島県立博物館などでつくる実行委員会の主催。野馬追の風景を撮影した写真展の一環として企画された。


関連ページ: 福島 社会

2017年02月08日水曜日


先頭に戻る