宮城のニュース

脱メタボへ健康ポイント電子化 身近に便利に

(上)運動行事の参加ポイントが買い物に使える健康ポイントカードと、ためトクカード(右)
市の行事でウオーキングを楽しむ参加者=角田市内

 宮城県角田市は新年度、運動行事に参加した市民に付与している「健康ポイント」カードを電子化し、特定健診や特定保健指導などにもポイント対象を広げる。買い物にも使えるポイントの電子化で運動や健診への参加を促し、市民の脱メタボリック症候群を進める。
 ポイントは、市の行事や市が認定する市民団体の運動教室の参加者に付与している。角田スタンプ会の「ためトクカード」と交換でき、市内の商店で利用できる。買い物では購入100円につき1ポイント付くが、運動では、例えば約2時間のウオーキングで30ポイントになる。400ポイントで500円の買い物ができる。
 新年度、市は台紙のカードをICカードに交換する。携帯しやすくなる上、事業者側はスタンプを押す手間が省けるなど利便性が高まる。参加者の属性やどんな運動を行ったかなどのデータの集計も効率化できるようになり、健康管理への活用の可能性が広がる。
 特定健診やがん検診、特定保健指導の初回時、市内の民間のスポーツ教室やフィットネスの体験や加入も対象に加える。対象者もこれまで40歳以上だったが、20歳以上に広げる。
 市は、宮城大と連携して生活習慣病改善事業を展開する方針で、ポイントの拡充もこの一環。2015年度の特定健診結果では、メタボ該当者と予備群の人の合計割合は、角田市が31.4%で、県平均30.5%を0.9ポイント、全国平均27.4%を4ポイント上回る。
 市は「ポイントをきっかけに市民に楽しみながら健康づくりに参加してほしい。脱メタボを進め、健康で生活できるまちを目指したい」と取り組みの狙いを説明する。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年02月09日木曜日


先頭に戻る