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日本酒「仙台刈り」発売 蔵元と店がタッグ

オリジナル酒の「仙台刈り」をPRする加藤さん
「酒場の純米大吟醸」を紹介する佐々木さん(左)ら

 地酒に力を入れる仙台市内の酒販店と飲食店が、オリジナルの日本酒「仙台刈り」「酒場の純米大吟醸」をそれぞれ売り出した。ファンの裾野を広げ、地元の酒文化を盛り上げようと店主が企画し、県内の蔵元の協力で実現させた。

 四合瓶の特別純米酒「仙台刈り」(1500円)は1月下旬、若林区土樋の宮内屋酒店が販売を開始。酒造りは白石市の蔵王酒造に委託した。
 一風変わった酒名は、地元商店会「愛宕商栄会」が普及に取り組んでいる男性向けヘアスタイルの名称にちなんだ。仙台刈りは2014年、仙台藩祖伊達政宗のかぶとの前立てをイメージして発案された。

 普及活動を後押ししようと、同酒店が仙台刈りを名称にした日本酒を14年から計3回試験販売したところ反応が良く、通年販売に踏み切った。店主の加藤周一さん(61)は「すっきりした辛口に仕上がった。髪形の仙台刈りに再度注目してもらうきっかけにしたい」と意気込む。
 日本酒をメインとした飲食店「日本酒バー旅籠(はたご)」「和酒バル二喬(にきょう)」「和醸良酒○(まる)たけ」(いずれも青葉区)の3店は1月半ば、共同で開発を手掛けた「酒場の純米大吟醸」(価格は店によって異なる)をメニューに加えた。
 飲食店有志のグループで親交のあった3店主が「若者が酒場に来たくなるような日本酒を造ろう」と意気投合。醸造を委託した新沢醸造店(大崎市)が川崎町に所有している川崎蔵に出向き、仕込み作業に参加した。
 旅籠を経営する佐々木宰さん(36)は「ほんのり甘めで後味に品がある。日本酒に親しむ入り口になればうれしい」と語る。
 連絡先は宮内屋酒店022(223)7469、旅籠022(797)4490。


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2017年02月09日木曜日


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