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<栗原女性遺体>事件当日 父へ電話「息子頼む」

遺体の発見現場となった空き家=2015年10月5日、宮城県栗原市栗駒文字

 白鳥真由さん傷害致死・死体遺棄事件の裁判員裁判初公判で、佐藤亮被告(31)の父親が検察側証人として出廷し、白鳥さんが死亡したとされる2014年12月11日、「亮から泣き声で『子どもをお願いします』と電話があった」と証言した。
 父親の携帯電話は午後5時半ごろ、鳴ったという。起訴状によると、白鳥さんは同11日ごろ、被告に殴る蹴るの暴行を受けて死亡したとされ、検察側は傷害致死を裏付ける重要証言と位置付けている。
 検察側が「子どもをお願いします」の意味を尋ねると、父親は「何か事件を起こし、警察に行くと思った。今後、(被告が)自分の息子の面倒が見られなくなると感じた」と当時の感想を述べた。
 弁護側は、父親が15年9月に警察の聴取に被告からの着信の時期について「11月下旬から12月上旬」と答えていたと指摘。改めて時期を問われた父親は「そのように話した記憶はない」と否定した。
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 宮城県栗原市栗駒文字の杉林で2015年9月、仙台市出身の白鳥真由さん=当時(16)、住居、職業不詳=の白骨化した遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われた元交際相手の無職佐藤亮被告(31)=住居不定=の裁判員裁判初公判が8日、仙台地裁で開かれた。被告は「死体遺棄は間違いないが、暴力を振るい死亡させた事実はない」と起訴内容を一部否認した。判決は3月10日の予定。


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2017年02月09日木曜日


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