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被災地発ハラル弁当 ムスリム留学生らに提供

ムスリム向けに工夫した和風弁当を食べる留学生ら=石巻市内

 東日本大震災で被災した石巻市内の食品加工会社でつくる一般社団法人石巻元気復興センターは8日、市内を訪れた東北大のイスラム教徒(ムスリム)の留学生らに戒律に対応した「ハラルフード」を提供した。
 用意したのは、サバの塩焼きやサンマのつみれなどを盛り込んだ弁当。豚由来成分やアルコールを含む食品や調味料を使わず、ムスリムも食べられるよう工夫した。留学生と日本人学生ら24人が、海産物を使った和風のメニューを楽しんだ。
 マレーシア出身の工学部2年モハマド・ハイリル・アムリさん(21)は「安心して和食が食べられるのはうれしい」と満足げ。センターの松本俊彦代表理事(52)は「ハラルフードの認知度を上げるため努力したい」と話した。
 留学生ら一行は、被災地を視察したり、住民と交流したりするスタディーツアーの一環で訪れた。
 センターは2011年12月に設立し、現在27社が参加。販路開拓として14年12月からハラルフードの開発に取り組んでいる。


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2017年02月09日木曜日


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