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<台風10号>地区唯一の金融機関 再開

営業を再開した安家郵便局の窓口

 昨年8月の台風10号豪雨で甚大な被害が出た岩手県岩泉町安家(あっか)地区で8日、安家郵便局が約5カ月ぶりに営業を再開した。地区唯一の金融機関でもあり、住民は地域の復興が一層進むことを期待した。
 浸水被害に遭った床板や壁を張り替え、故障した機械などを交換した。開店の午前9時になると住民が続々と訪れ、払い込み手続きなどをした。
 地区内の仮設住宅に住む水野香織さん(44)は一番乗りで切手を購入。「近くの郵便局はここだけ。ようやく再開して安心した」と話した。
 安家郵便局は、台風豪雨ですぐそばを流れる安家川が氾濫して約60センチ浸水した。現金自動預払機(ATM)や窓口端末が故障したり、ポストが数十メートル流されるなどの被害があった。
 昨年10月には車両型の移動郵便局で業務を再開。ただ、キャッシュカードがない場合は払い戻しが翌日になるなど一部のサービスが利用できず、営業時間も通常より短かった。
 野崎博局長は「半年近く不便をお掛けして申し訳なかった。地域の郵便局として、しっかりと役割を果たしたい」と話した。


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2017年02月09日木曜日


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