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<石巻市予算案>12年度以降初2000億円下回る

 宮城県石巻市は9日、総額1891億1000万円の2017年度一般会計当初予算案を発表した。4月の市長選を控えた骨格予算。東日本大震災の復旧復興事業が進んだことから、前年度当初に比べ14.6%減少した。2年連続のマイナス編成で、12年度以降で初めて2000億円を下回った。
 歳出は、復旧復興分が22.2%減の1207億8046万円。災害公営住宅や土地区画整理事業、小中学校の移転新築事業を中心に大幅に減った。復旧復興以外の通常分は2.9%増の683億2954万円。
 雄勝、牡鹿、北上3地区の拠点整備事業費として15億5480万円、JR石巻駅周辺の津波復興拠点整備事業費に6億5711万円を計上。南浜地区に国や県と整備する復興祈念公園整備事業費には7億520万円を充てる。
 移住促進対策の地域おこし協力隊委嘱に関する事業費補助金に960万円を確保。災害時に避難誘導する防災サインの配置計画業務委託費に2260万円、大川地区の遺体捜索関係で1223万円を盛り込んだ。
 歳入は市税が0.7%増の171億1000万円。市債は災害公営住宅の着工戸数減少などに伴い、32.6%減の81億7400万円を見込む。
 亀山紘市長は記者会見で「予算規模が小さくなっても復旧復興が終盤に入ったわけではない。財源を確保し復旧復興を加速させたい」と強調。市は13日開会の市議会2月定例会に予算案など62件を提出する。


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2017年02月10日金曜日


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