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<栗原女性遺体>被害者の父 暴力の痕あった

遺体の発見現場となった空き家=2015年10月5日、宮城県栗原市栗駒文字

 宮城県栗原市栗駒文字の杉林で2015年9月、仙台市出身の白鳥真由さん=当時(16)、住居、職業不詳=の白骨化した遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われた元交際相手の無職佐藤亮被告(31)=住居不定=の裁判員裁判第2回公判が9日、仙台地裁で開かれた。白鳥さんの父親が検察側証人として出廷し「暴力を受けた痕があった」と証言した。
 父親によると、佐藤被告が白鳥さんの携帯電話を壊してトラブルとなり、白鳥さんの祖父を交え計4人で話し合った際、白鳥さんの左目近くにあざがあったという。
 父親が理由をただすと、佐藤被告は「口で言うより先に手が出る。申し訳ない」と暴行の事実を認めたという。父親は「真由の無念を晴らしたい」と訴えた。
 公判には、人骨の分析を専門とする国立科学博物館の坂上和弘研究主幹(法医人類学)も出廷。直接の死因は不明としつつ、「肋骨(ろっこつ)が折れていた箇所は心臓の真上。骨折の衝撃が死亡につながった可能性は否定できない」と述べた。
 起訴状などによると、被告は14年12月11日ごろ、東京都杉並区の自宅アパートで白鳥さんに殴る蹴るの暴行を加えて死亡させ、15年3月15日ごろ、空き家になっていた栗原市の実家裏の杉林に遺棄したとされる。


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2017年02月10日金曜日


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