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除染実施計画本年度で終了 一関市

 岩手県一関市は8日、東京電力福島第1原発事故で汚染された地域の除染実施計画を本年度で終了すると発表した。空間放射線量が高いホットスポットが減少し、市民生活への危険性はないと判断した。
 放射線対策室によると、2013年度に年間被ばく線量1ミリシーベルトを超えるホットスポットは6137カ所、最高で毎時1.9マイクロシーベルトを測定した。16年12月の調査では136カ所、最高で毎時0.51マイクロシーベルトだった。
 同室は放射性物質の移動などによる自然減に加え、自治会をはじめ住民らの除染活動も奏功したとみている。残る136カ所も住民主体の除染を支援する。
 市は12年5月に計画を策定し、14年4月に住宅や学校などの除染を完了。ホットスポットの測定、除染のため計画期間を5度延長した。17年度から国の補助が打ち切られる事情もあり、奥州市、平泉町に次ぐ計画終了を決めた。


2017年02月10日金曜日


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