宮城のニュース

振興公社の出納事務 不適切処理で外部監査へ

 宮城県涌谷町は10日、町監査委員が不適切な事務処理などを指摘した町地域振興公社の出納事務などについて、外部の専門家に監査を求めることを決めた。同日の町議会2月会議に外部監査契約の締結など関連議案3件を提出し、可決された。
 公社は1994年設立の任意団体で、町内の日帰り温泉施設「わくや天平の湯」などの指定管理者。公社の2014、15年度の出納事務などの監査を大崎市の公認会計士に依頼し、3月末までに結果の報告を受ける。
 町監査委員は昨年6月、公社の12〜14年度の運営について、総勘定元帳が2冊あり、貸借対照表の数字が議会への報告と公社の原本とで異なるなどの問題点を、議会に報告した。この結果を受けて、町民が昨年9月、公社への外部監査を求めて町議会へ陳情。町議会は趣旨採択し、昨年11月に外部監査実施を促す提言書を町に出していた。
 2月会議で町は「町議会の提言を受けて町監査委員に意見を聞き、外部監査が妥当との回答を得た」と外部監査を決めた経緯を説明。議員から「12、13年度も外部監査すべきだ」と修正を求める意見が出たが、「会計処理は毎年同じで、14年度を調べれば問題点は分かる。15年度は昨年の町監査委員の監査の際に決算前だったため、新たに監査してもらう」とした。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年02月11日土曜日


先頭に戻る