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<気仙沼市>松崎片浜地区を産業用地に

 宮城県気仙沼市は10日、東日本大震災で被災し災害危険区域に指定している松崎片浜地区に、国の復興交付金を活用し「敷地整序型土地区画整理事業」の導入を検討していると明らかにした。市が買い取った被災宅地などを集約して産業用地にする狙いで、今後、地権者の賛同を得る方針。
 対象は松崎片浜地区の県道気仙沼唐桑線より海側(16ヘクタール)のエリアで、建設中の三陸沿岸道気仙沼インターチェンジ(IC)から車で数分の距離にある。現在は市有地7.6ヘクタール、民有地8.4ヘクタールが混在し、大きな区画では利用できない。
 敷地整序型は、空き地が点在する土地を有効活用するため1997年にできた制度。一定の基盤整備が行われた地域が対象で、都市計画決定が必要なく、換地によって土地の集約や道路の移動が迅速にできる。
 市が実施したアンケートで、民有地の半分を占める地権者が土地集約に賛成した。市は17日に地権者説明会を開くなどし、事業ができる土地をまとめる。
 防災集団移転事業に伴い被災自治体が買い取った被災宅地は虫食い状に点在し、活用に頭を悩めている。市は「ICのそばで企業誘致にうってつけの場所。企業、地権者が利用しやすいエリアにしたい」(都市計画課)と話す。


2017年02月11日土曜日


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