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<震災5年11カ月>手掛かり 何とか家族へ

凍える寒さの中、不明者の手掛かりを捜す署員やボランティア

 東日本大震災から5年11カ月となる11日を前に、気仙沼署は10日、宮城県気仙沼市本吉町野々下の海岸で、行方不明者の集中捜索をボランティアと合同で実施した。
 野々下海岸では防潮堤工事が終わり、捜索するのは4年ぶり。署員をはじめ、一般社団法人気仙沼復興協会が受け入れたボランティアら計20人が雪の降る中、手作業で岩の間を丹念に探った。
 市内は220人の行方が分かっていない。千葉県市川市から参加した公務員池田靖さん(58)は「帰りを待つ家族の心中を思って見つけたい」と力を込めた。
 実家が仙台市青葉区にあり、被災地ボランティアを続けている埼玉県朝霞市の会社員三浦千佳さん(31)は「被災当初の光景を見たので、ほっとけない。1人の力は微々たるものだけど継続することで役に立ちたい」と語った。


2017年02月11日土曜日


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