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<震災5年11カ月>雪舞う浜 手掛かり必ず

行方不明者の手掛かりを捜す河北署員ら
レーキで海岸の石や堆積物をかき分ける南三陸署員

 東日本大震災の発生から5年11カ月を迎えるのを前に、河北署は10日、津波の被害を受けた宮城県石巻市北上町十三浜などの海岸線で行方不明者の捜索を行った。

◎不明者捜索 思い刻み一つでも 石巻

 署員ら6人が、午前9時半ごろから約4時間かけて捜索活動を実施。雪が舞う悪天候の中、流木などの漂着物をレーキでかき分けながら行方不明者の手掛かりを捜した。
 捜索に参加した同署の及川貴享地域課長は「震災から間もなく6年になるが、まだ多くの行方不明者がいる。一つでも手掛かりを捜し出し、帰りを待っている家族に届けたい」と話した。
 石巻市内の行方不明者は1月末時点で425人。うち河北署管内では10日現在で181人の行方が分かっていない。

◎目凝らしより分け 南三陸

 南三陸署は10日、宮城県南三陸町志津川の林地区の海岸で行方不明者の集中捜索を行った。
 雪が舞う中、署員10人が海に向かって黙とうをささげた後、レーキで海岸の石や堆積物をかき分けた。打ち上げられた漂流物を一つ一つより分けながら、不明者の手掛かりを捜した。
 同署の伊藤記之地域課長は「ご家族のために目を皿のようにして手掛かりを見つけたい。今後も住民の要望に添って捜索を続ける」と話した。
 同町の行方不明者は212人。夫が行方不明になっている住民から要望を受けて林地区を捜索場所に選んだ。


2017年02月11日土曜日


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