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<ベガルタ>新布陣に手応え 前半無失点

甲府との練習試合で相手選手と競り合う菅井(左)=宮崎県綾町小田爪多目的競技場

 開幕を2週間後に控え、収穫のあった前半の90分間だった。主力中心で臨んだ1、2回目、攻守で甲府を上回った。J1との練習試合で初の無失点となり、守備を統率した平岡は「カウンターが得意な相手にシュートまで持ち込ませなかったのが良かった。自信になった」と納得の表情を浮かべた。
 個々のポジションにこだわらない流動的なプレーが流れを引き寄せた。3バックの1人がボールを奪いに前に出れば、両サイド菅井や中野はカバーに回った。ウイルソンの個人技で危ない場面はあったものの、組織で崩されることは一度もなかった。
 攻撃でもリズムをつかんだ。3トップで前に陣取るのは中央の石原だけ。梁勇基、奥埜はプレーしやすい位置に下がり、菅井、中野の攻め上がりを促した。
 右サイドから再三ゴール前に顔を出した菅井は「より多く前線に絡めるのはやりがいがある。体力的にはきついが、走れるだけ走る」と充実感に浸った。
 3−4−3の新布陣が徐々に機能し、戦況に応じた判断力も日に日に良くなっていることを示した。渡辺監督は「90分間のゲームコントロールが良かった」と一定の評価をした。(剣持雄治)


2017年02月11日土曜日


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