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<青森沖転覆>幹部「ベテラン。信じられぬ」

 小型イカ釣り漁船「第78正栄丸」の転覆事故で、同船が所属する八戸みなと漁協(青森県八戸市)は10日、乗組員家族への対応や事実関係の確認に追われた。漁協幹部は「船長は根っからの漁業者。残念だ」と沈痛な表情を浮かべた。
 漁協によると、船長の榊俊宏さん(53)は兄とともに小型イカ釣り漁船業界で全国的に有名だった。八戸水産高を出て船に乗り、漁協の小型いか釣り部会の会長も務めた。甲板員の河村憲之さん(45)は今シーズンから榊さんの船に乗っていたという。
 榊さんはスルメイカの全国的な不漁を受け、例年は正月明けから漁をする九州方面には行かず、酒田沖で操業を続けていた。漁協へは「それなりの漁があった」と連絡していた。
 漁協の江尻佳穂(よしお)参事(61)は「しけには強いはずのベテランだから信じられない。操業中は細心の注意を払うが、帰港中だったからもしかすると…」と言葉少なだった。


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2017年02月11日土曜日


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