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<岩手県>新年度に全管理河川でタイムライン

 岩手県は昨年の台風10号豪雨の被害を踏まえ、2017年度中に県管理の全ての水位周知河川で、関係機関の対応を時系列で整理するタイムライン(事前防災行動計画)の運用を始める方針を固めた。
 県内の水位周知河川は計28河川。5月までに洋野町から陸前高田市までの沿岸部、北上川水系を含む内陸部、二戸市の馬淵川水系などがある県北部に減災協議会をそれぞれ設置し、タイムライン作成に当たる。
 水位周知河川の新規選定も進める。対象となるのは台風10号豪雨で氾濫した岩泉町の小本(おもと)川水系、宮古市の閉伊川水系など48水系312河川。小本川水系の小本川は優先して5月までに指定を終える予定。
 選定は人口密集度や過去の氾濫被害の有無、役場など防災拠点の立地、住民の指定要望などを基準とする。年間3、4カ所のペースで指定を進める。指定外の河川には水位を目視で確認できる量水標を設置する。
 タイムラインの主な流れとしては、台風などの風水害が想定される場合、上陸の数日前から自治体は防災施設を点検し、自主防災組織は要援護者を確認する。3〜2日前に避難所の開設準備や学校の休校などを判断。2〜1日前に避難準備情報を発表し、半日前には避難勧告や指示の発令を検討する。
 県内では北上川など国管理6河川で既に導入されている。


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2017年02月11日土曜日


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