広域のニュース

<外国人宿泊>東北59万人 年間最多を更新

 東北運輸局が10日まとめた2016年1〜11月の東北の外国人延べ宿泊者数(速報値)は前年同期比20.7%増の59万6430人となり、記録が残る2007年以降で最多だった前年の年間宿泊者数を既に上回った。花見やスキーなどの人気が高まり、自治体の誘客活動も奏功した。
 国別は台湾が31.5%増の22万8100人で最多。桜や紅葉のシーズンが好評だったほか、6月に格安航空会社タイガーエア台湾の仙台−台北線が就航したことで夏の閑散期の落ち込みも少なかった。中国が7万8010人(54.4%増)、韓国が5万5530人(0.9%増)で続いた。
 伸びが目立ったのはオーストラリアで1万2940人と19.7%増。スキー客を中心に安比高原(八幡平市)や八甲田(青森市)への旅行者が増え、東日本大震災前の10年と比べると3.7倍になった。
 県別は福島が46.8%増。同県は昨年、タイと台湾の会社に依頼し、現地の視点で情報を伝える交流サイトを開設。県は「原発事故の風評被害の払拭(ふっしょく)に一役買っている」と説明する。
 全国の5894万7500人(6.6%増)に占める東北の割合は1.0%と依然低い。東北運輸局は「東北の知名度の低さや、空港からの2次交通の利便性の悪さが課題」とみる。


関連ページ: 広域 経済

2017年02月11日土曜日


先頭に戻る