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<震災5年11カ月>仮設住民が現状語る

心の復興の在り方が議論された=名取市の市民活動支援センター

 東日本大震災で被災した宮城県名取市民の心の復興について考える催しが11日、同市の市民活動支援センターであり、市民ら約70人がプレハブ仮設住宅の住民らの話に耳を傾けた。NPO法人東日本カウンセリングセンター(仙台市青葉区)が主催した。
 同市愛島東部仮設住宅に暮らす長沼俊幸さん(54)は、留守中に魚をくれる近隣住民が家に入り、魚を冷蔵庫に入れてくれるような震災前の閖上地区のコミュニティーを回想。「災害公営住宅ができて終わりではなく、そこから始まる気持ちの復興が大切だ」と話し、高齢者のサロン作りなどへの支援を呼び掛けた。
 NPO法人つながりデザインセンター・あすと長町(太白区)の飯塚正広代表は、あすと長町地区の災害公営住宅入居者の孤立を防ごうと情報発信に取り組んでいることを紹介。「コミュニティーづくりに走り回った仮設住宅での活動を災害公営住宅でもやりたい。みんなで心の復興を目指そう」と語った。
 長沼さんや飯塚代表らによるパネル討論もあった。


2017年02月12日日曜日


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