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<震災5年11カ月>キャンドルの灯に復興願う

来場者は復興を願いながら、揺れる火を見詰めた=石巻市の追分温泉

 東日本大震災から5年11カ月となった11日、震災時に避難所になった宮城県石巻市の追分温泉で約130個のろうそくをともして復興を祈るイベントが開かれた。
 月命日に合わせて市内などでキャンドルナイトを開催している団体「あかり堂@いしのまき」が企画。地域住民ら約50人が集まり、ギターなどの生演奏を聴きながら静かに揺れるろうそくの火を眺めた。津波で自宅が被災した同市、主婦阿部久子さん(67)は「まだ大変な思いをしている被災者もいる。みんなが同じように上を向ける日が早く来てほしい」と話した。
 同団体は、犠牲者の冥福を祈ろうと2012年4月に活動を開始。有志らを中心に運営してきたが、震災から6年を迎える来月11日で休止する。「最後まで思いを込めてキャンドルをともしたい」と今村悦子代表(37)。来月のキャンドルナイトは市内の住民団体「チームわたほい」のコンテナハウスで開催する。


2017年02月12日日曜日


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