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成長手応え 仙台の小規模小学校連携進む

3校合同の修学旅行で五色沼周辺を散策する児童ら=2016年6月、福島県北塩原村(福岡小提供)

 仙台市泉区の小規模小学校3校が、連携による交流学習の取り組みを活発化させている。修学旅行や自然観察、社会見学など主に校外学習を合同で行っているほか、インターネット回線を使ったグループ学習も準備中。各校の教諭らは「別の学校の友達が増えることで刺激になり、児童の成長につながっている」と手応えを感じている。

 連携しているのは泉区西部にある根白石小(児童84人)、実沢小(同14人)、福岡小(同43人)。3校はいずれも児童数が減少し、「クラス替えができない」「集団を前提とした活動ができない」などの事情を抱える。そのため、市教委の主導で2009年度、連携に着手した。
 3校の連携は高学年の交流から始まり、現在は学校独自に低学年でも実施。その後、近隣の野村小(同35人)も一部行事に参加するようになり、連携の機運は広がりつつある。
 担当教諭らによると、初顔合わせの時に緊張気味だった児童は、バスでの移動や宿泊体験などを通じて次第に打ち解け、行事の後も手紙をやりとりする子もいるという。
 4校は16年度、牧場見学や遠足、野外活動など15事業で連携。17年度は合同修学旅行(6年)に初めて野村小も加わり、会津若松市周辺を訪れる予定だ。
 さらに4校は、インターネット回線をつないだグループ学習も計画。インターネット電話「スカイプ」を使い、修学旅行のしおり作りや訪問先の下調べなどをする準備を進めている。
 16年度幹事校の福岡小の三浦敏光校長は「子どもたちが多様な人間関係を築けるように学校側もさらに検討を重ねたい」と話す。


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2017年02月13日月曜日


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