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<切込の裸カセドリ>厄払い祈願 顔にすす塗り付け

男衆にすすを塗られる住民ら

 宮城県加美町宮崎地区の切込集落に伝わる、火伏せと厄払いを祈願する小正月伝統行事「切込の裸カセドリ」が11日夜、行われた。
 下帯姿の男衆10人が「へそび」と呼ばれるすすを顔に塗り、真っ黒な顔で水を掛けられながら出発。「ホー、ホー」と奇声を上げながら集落を回った。訪れた家では「ご祝儀、ご祝儀」と言って家の人たちの顔にすすを塗り付け、料理や酒でもてなされた。
 同町の会社員桧野香澄さん(25)は生後7カ月の長女紬(つむぎ)ちゃんと共にすすを塗られ、「家族が1年を大きな病気もけがもなく過ごせると思う」と話した。
 カセドリは「火勢を取る」という意味で200年以上続いているとされ、県の無形民俗文化財に指定されている。


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2017年02月14日火曜日


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