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男性悩み相談 仙台市ようやく窓口設置へ

【イラスト・伊藤彩】

 仙台市は2017年度、生き方やセクシュアリティー、人間関係などに悩む男性からの相談に応じる事業を試行する。市によると、全国の20政令市の中で男性の相談窓口がないのは仙台のみ。試行状況を踏まえて窓口の常設を目指す。

 市はドメスティックバイオレンス(DV)を受けた女性からの電話相談や、女性から幅広い相談を受け付ける窓口を設置しているが、男性向けはない。男性からの相談は宮城県などの男性向け相談窓口を紹介しているという。
 計画では、市が毎年秋に実施しているDV防止キャンペーンに合わせ、11月中に3日間、男性対象の電話相談窓口を設置する。17年度当初予算案に、相談員の事前研修費など約40万円を盛り込んだ。
 17、18年度の2年間試行し、効果や課題を検証した上で、早ければ19年度の常設化を目指す。市男女共同参画課の担当者は「男性らしさを巡る問題など、男性であるが故の悩みも多いと思う。開設時には利用してほしい」と話す。
 宮城県が11年度に始めた男性向け電話相談窓口は毎週水曜午後に開設。相談件数は増加基調にあり、15年度は66件だった。相談者は30〜50代が多く、夫婦や親子などの人間関係のほか、女性からの精神的・身体的暴力の相談もあるという。


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2017年02月14日火曜日


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