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<宮城交通>路線バス 25年ぶり値上げ

 宮城交通(仙台市)とミヤコーバス(同)は13日、国土交通省に路線バスの運賃引き上げを申請した。初乗り運賃は20円アップの150円で、平均引き上げ率は約7%。7月1日実施を予定する。消費税率変更に伴う改定を除き、値上げは1992年以来25年ぶり。
 現行130〜320円の区間は20円、330〜410円は30円、420〜890円は40円、900円以上は30円それぞれ引き上げる。仙台市内の100円区間は据え置く。主な区間の現行運賃と新運賃は表の通り。
 仙台市内の路線は、これまで市交通局の運賃に合わせてきた。値上げ以降は自社の賃率に改めるため、多くの路線で仙台市バスより料金が高くなる。遠距離路線は負担軽減のため引き上げ幅を抑制した。
 宮城交通グループの路線バスは少子高齢化と人口減により利用者減少が続く。仙台市と周辺部で運行する宮城交通は15年度、乗り合いバス事業で1億800万円の赤字を計上。郡部を中心に走るミヤコーバスも3億3600万円の赤字となっている。
 宮城交通の担当者は「25年間運賃を据え置いてきたが、経営環境は一段と厳しさを増している。路線バス事業を安定的に継続していくためにも値上げ申請に踏み切った」と話した。


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2017年02月14日火曜日


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