宮城のニュース

<東北大助手自殺>遺族の損賠請求棄却

 東北大病院薬剤部助手の阿部幸平さん=当時(24)=が2007年12月、うつ病を患い自殺したのは、大学側が安全配慮義務を怠ったためだとして、遺族側が大学側に計約1億300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は14日、遺族の請求を棄却した。
 高宮健二裁判長は「指導教授から人格を否定する発言を頻繁に受けていたとは認められず、自殺に至るほどの精神的負担を抱えていたとはいえない」と述べた。
 判決によると、阿部さんは07年4月に東北大大学院薬学研究科に進み、退学して同病院の助手になった。同年12月、同病院で飛び降り自殺した。
 阿部さんの父幸秀さん(61)は「息子が亡くなった背景が知りたい」と話し、控訴する考えを示した。
 東北大は「主張が受け入れられたと考えている」とのコメントを出した。


関連ページ: 宮城 社会

2017年02月15日水曜日


先頭に戻る