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<楽天>中川逆転満塁弾 生き残りへ決意

ハンファ―東北楽天 1回東北楽天1死満塁、中川が左中間へ逆転の満塁本塁打を放つ

 高卒9季目、「主砲候補」と期待されて久しい中川大志が一回に逆転満塁弾で存在感を発揮した。4点先制された嫌なムードを吹き飛ばす一発で、梨田昌孝監督は「チームを救ってくれた」と絶賛した。
 枡田慎太郎の適時打で1−4とした後の1死満塁。「最初のストライクを迷わず打とう」。直球狙いだったが、甘く来たカーブに対応。すぐに本塁打と分かる大飛球が左翼席へと達した。
 今季は特別な思いがある。昨年12月、野球人生を支えてくれた父の明智さんが病気で急逝したからだ。
 2006年、中川が愛知・桜丘高の1年時、明智さんが監督、3年の兄、将大さんも選手だった。そろって夏の甲子園に出場し、勇退を決めていた明智さんの花道を飾ろうと誓い合ったが、準々決勝で敗退した。それに代わる夢をプロ入りでかなえた。だが過去8季で1軍定着は果たせず、恩返しできたとは思っていない。
 「おやじのおかげで今がある。(天国から)活躍する姿を見てもらいたい。一試合でも多く1軍でプレーする」。定位置を狙う一、三塁は外国人ら有力選手がひしめく激戦区。それでも今季は生き残りに懸けた決意が違う。(金野正之)


2017年02月15日水曜日


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