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<震災6年>鎮魂祈りつるし雛

すずめ踊りをモチーフにしたつるし雛

 仙台市で暮らす東日本大震災の被災者や地域の女性らのグループが作ったつるし雛(びな)、かえり雛の展示が15日、宮城野区の市高砂市民センターで始まった。震災から6年の今年、七回忌となる犠牲者や行方不明者へ祈りを込めた。27日まで。
 製作したのは「せんだい高砂つるしびな結(ゆい)の会」と「仙台かえりびなの会」。つるし雛1200体、かえり雛は家族の元に帰れるようにと思いを込め、全国の行方不明者とほぼ同じ数の2560体を並べた。
 2013年に始まった展示は今回、仙台のすずめ踊りをモチーフにしたつるし雛が初登場。赤や金など華やかな帯を締め、扇子を持って踊る姿に仕立てた。
 両会は人形作りを通じ被災者や地域住民らが相互に励まし合おうと、12年に発足。材料は神奈川県箱根町の支援者が同町で集めた着物や帯の古布を利用する。
 結の会の菊池敏子会長(72)は、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県双葉町に実家がある。今も嫁ぎ先の仙台市から実家の管理に赴く日々が続く。菊池会長は「七回忌の今回は全ての被災した人たちに向け、気持ちを込めた」と話す。
 午前10時〜午後5時。入場無料。


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2017年02月16日木曜日


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