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<ベガルタ>野沢35歳 若手と競争歓迎

懸命にボールを追う野沢(右)=宮崎市のKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場

 前線の定位置争いは、最も激しい。ワントップ、シャドーストライカーと呼ばれる下がりめのFWに入れるのは計3人。対象者12人が、この枠を奪い合う。プロ19年目のベテランMF野沢も例外ではない。「目標のトップ5(リーグ戦5位以内)に貢献したい」。若手と共に連日、汗を流す。
 15日の最後は、ゴールからゴールまでの約120メートルを全速力で何度も走るハードな攻撃練習。野沢はゴール前でパスを受けると、芸術的なループシュートでネットを揺らし、仲間から喝采を浴びた。
 「年なので、徐々に(状態を上げる)」と、いつものように闘志は前面に出さない。だが「練習で周囲を驚かせる選手がまだいない。もっと強い気持ちで自分から発信しないと」と、若手に対する発言は熱を帯びる。競争は歓迎だ。過酷であればあるほど、チームが強くなると知っている。
 練習試合では、ゴールをお膳立てするなど存在感を示す。「やりがいがある」と、3−4−3の新システムに手応えを感じている。
 渡辺監督は「去年より精力的なのは明らか。期する思いがあるのでは」と頼もしそう。「局面を打開してゴールを決めてほしい」と、チーム最年長(35歳6カ月)の活躍に期待した。
(狭間優作)


2017年02月16日木曜日


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