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<スキー国体>永井連覇 ジャンプ男子

成年男子B 97.5メートルを飛び優勝した永井=白馬ジャンプ競技場

 スキー国体第2日は15日、長野県白馬村の八方尾根スキー場などで競技が始まり、悪天候のため1回で順位を決めたジャンプ(ヒルサイズ=HS98メートル)の成年男子Bは永井健弘(岩手・盛岡市役所)が97.5メートルの最長不倒をマークし、111.1点で2連覇を果たした。湊祐介(秋田・東京美装)が2位、船木和喜(北海道・フィット)は3位、荻原健司(長野・北野建設)は15位だった。成年男子Aは木下雄登(青森・東海大)が3位、少年男子では秋田の宮崎敬太(花輪高)、湯瀬晃成(小坂高)が共に3位だった。
 大回転で争うアルペンの成年女子Aは石川晴菜(石川・木島病院)が1分17秒54で制し、2年連続優勝。
 クラシカル走法による距離10キロの少年男子は土濃塚悠成(秋田北鷹高)が27分58秒4で勝った。

◎踏み切り失敗慌てず完勝

 青空の下を気持ち良さそうに滑空した。ジャンプの成年男子Bで永井が2連覇。ヒルサイズに迫る97.5メートルの大飛躍で完勝し、「めちゃめちゃうれしい」と柔和な笑みを浮かべた。
 飛び出した直後、スキー板が思うような角度に上がらない。踏み切りの力強さが足りなかったためだが、慌てなかった。「無理に上げないように意識し、うまくカバーできた。風にも助けられた」。悪天候で2回目がなくなり優勝が決まっても、ほっとするどころか「もっといいジャンプができる。飛びたかった」とさらりと言った。
 1998年長野五輪の会場となった舞台で、同五輪ジャンプのラージヒルと団体で金メダルに輝いた船木ら名選手を抑え、表彰台の真ん中に立った。「子どもの頃、テレビで見て、かっこいいなと憧れた。戦えて光栄」と充実の表情を見せた。
 日体大時代の2009年にユニバーシアード冬季大会の複合団体で優勝。4年前から盛岡市役所に勤務する。仕事の後に走り込みや筋力トレーニングを欠かさず、競技と両立させる。今季から「複合より、自分の可能性を感じる」とジャンプに専念。下半身を重点的に鍛え、「ジャンプの体にする」のが当面の目標だ。170センチ、60キロ。八幡平市出身。30歳。
(佐藤理史)


2017年02月16日木曜日


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