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起業のこつ経験者に相談 仙台市が体制整備

 仙台市は2017年度、市内で起業準備中か起業直後の人を支援するため、地元の先輩起業家に相談できる仕組みを構築する。事業計画の専門家らの助言とは別に、実体験や現場目線に基づく実践的なアドバイスで、会社の設立や経営の安定化を後押しする。
 仙台での起業は近年、急増している。14年の経済センサスによると、総事業所数に占める新規開業事業所数の割合は仙台が9.9%で、全国20政令市と東京都の中で福岡市に次ぐ2位だった(グラフ参照)。
 相談制度では、14年開業の市起業支援センター「アシ☆スタ」(青葉区)のサポートで起業した経営者約200人に相談員登録を依頼。起業の経験者として、疑問に答えたり事業所見学に応じたりしてもらう。
 市によると起業を考える人たちの間では、経験者の体験や考えを聞きたいという声が多い。市は交流会などの場を設けてきたが、一定の時間を確保できる相談制度が必要と判断した。
 市は「日本一起業しやすいまち」の実現を目指している。相談制度はその一環で、17年度当初予算案に関連経費50万円を計上した。担当者は「市内に起業家が蓄積されてきている。同じ業種などの先輩から体験談を聞けば起業をイメージしやすい。起業家が次の起業家を育てるサイクルをつくりたい」と話す。


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2017年02月17日金曜日


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