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<政活費不正>安部元議長の領収書開示求め提訴

 元宮城県議会議長の安部孝自民党県議(61)=宮城選挙区、5期=の政務活動費(政活費)の領収書を一部非開示とした議長の決定は違法だとして、仙台市民オンブズマンが16日、県に決定の取り消しを求める訴えを仙台地裁に起こした。
 一部非開示を決めたのは議長だが、行政事件訴訟法は、処分取り消しの訴えは処分した行政庁が所属する国か地方公共団体と定めており、オンブズマンは県を被告にした。
 訴えによると、オンブズマンは2015年12月、安部氏が意見交換会などに支出した10〜11年度と13〜14年度の領収書の開示を当時の安部議長に請求。安部氏は議長として自らの資料の開示請求について「個人識別情報に当たる」と判断し、名義人などを黒塗りにした。オンブズマンは16年2月に異議を申し立てたが、同年11月、当時の中山耕一議長が棄却した。
 オンブズマンは、県の情報公開条例の運用基準に準じ、県議会も一定の範囲で氏名などを開示すべきだと主張。坂野智憲弁護士は「政活費は不正支出の温床になっている。個人名が開示されれば、透明化を図ることができる」と説明した。
 中島源陽議長は「訴状が届き次第、内容を精査し適切に対応する」とのコメントを出した。


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2017年02月17日金曜日


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