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<新年度予算案>岩泉町86%増203億円

 昨夏の台風10号豪雨で甚大な被害が出た岩手県岩泉町は16日、前年度を86.3%上回る総額203億4500万円の2017年度一般会計当初予算案を町議会3月定例会に提出した。台風豪雨からの復旧復興事業に全体の約6割となる117億8800万円を投じる。町は20年度の復旧完了までのスケジュールも提示、災害復旧費の総額を約453億円と見込む。
 当初予算案のうち台風対応は計33事業。町道の復旧工事事業に84億2900万円、復興計画策定事業に約4600万円を確保。これまで住民が電話で数値を伝えていた町独自の雨量計のデータ送信を自動化する事業に800万円を充てる。
 歳入は町税が4.9%減の6億4900万円、国庫支出金が628.8%増の97億7200万円。町債は58.4%増の25億3900万円。
 20年度の復旧完了までの災害復旧費は総額で453億6300万円と示した。内訳は土木事業費214億7200万円、18年度完成を目指す災害公営住宅の建設と集団移転地造成に計36億円など。国と県の補助金を除いた町の負担は39億5000万円の見込み。
 伊達勝身町長は施政方針で「台風災害からの復旧が最優先課題。限られた財源を重点的かつ効率的に配分した」と述べた。


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2017年02月17日金曜日


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