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<スキー国体>土屋、初の頂点 距離女子

成年女子A5キロクラシカルで優勝した土屋

 スキー国体第3日は16日、長野県白馬村の八方尾根スキー場などで行われ、クラシカル走法の距離5キロの成年女子Aは土屋正恵(岩手・日大)が16分4秒0で初優勝した。同Bは石垣寿美子(秋田・秋田ゼロックス)、少年女子は成田生絵(秋田・十和田高)がそれぞれ2位となった。成年男子Cは五輪3大会代表の恩田祐一(新潟・アークコミュニケーションズ)が勝ち、浅水希太留(青森・自衛隊)は2位だった。
 大回転で争うアルペンの少年女子は片桐麻海(北海道・北照高)が1分24秒77で優勝した。
 複合の少年男子は飛躍で2位につけた木村吉大(秋田・花輪高)が距離で逆転して優勝し、弟の木村幸大(秋田・花輪二中)が2位だった。成年男子Bは湊祐介(秋田・東京美装)が3連覇を果たした。
 成年男子Aは清水亜久里(新潟・ユーグレナ)が制した。前半飛躍(ヒルサイズ=HS98メートル)の4位から、トップと1分差で出た後半距離(10キロ)で逆転した。

◎判断力を磨き無心の勝利/距離・成年女子A5キロクラシカル

 成年女子A5キロクラシカルを制したのは土屋。全国大会で初めて頂点に立ち、「岩手から応援に駆け付けてくれた方々のおかげ。ありがとうの気持ちでいっぱい」。目尻に涙が光った。
 1月下旬にインフルエンザにかかり、急ピッチで状態を上げた。「完走できるかどうかさえ、不安があった」。アップダウンが激しく、下りもカーブが多い難コース。「休めるところがなく、しんどかった」。先にスタートした選手たちの背中を無心で追い、16分4秒でフィニッシュした。
 国体では岩手・安代中3年時に8位入賞したが、盛岡南高時代の成績は振るわず、日大に進んだ昨年も10位。この1年は練習量を「1.5倍」に増やし、「苦い思い出しかなかった」と言う大会で、一回り成長した姿を見せた。
 技術や体力以上に、大きく変わったのは精神面だという。気分の波が大きく、弱気になりがちだったが「少しずつポジティブになってきた」。練習や睡眠の時間、その時々の気持ちなどを記録するアプリを活用し、冷静な判断力を磨いた。
 全日本学生選手権は19日、青森県大鰐町などで始まる。「まず表彰台に立ち、2年後のユニバーシアードに出場できる力を付けていきたい」。151センチ、50キロ。八幡平市出身。20歳。(佐藤理史)


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2017年02月17日金曜日


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