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<蕪栗沼>希少種 ソデグロヅル初確認

蕪栗沼に飛来した3羽のソデグロヅル。1羽が翼を広げ、黒い先端が見える=17日午前6時50分ごろ(伊藤さん撮影)

 宮城県大崎市田尻の蕪栗沼に飛来したソデグロヅルの親子とみられる3羽を17日、大崎市古川のアマチュア写真家伊藤浩さん(76)が撮影した。世界に3000〜4000羽しかいないといわれる希少種で、蕪栗沼での確認は初めてという。
 伊藤さんが撮影したソデグロヅルは、成鳥2羽と茶色い羽毛の目立つ幼鳥1羽。17日早朝に1羽の成鳥が沼の水面で羽を広げた瞬間に、黒い翼の先端をととらえた。伊藤さんは「野鳥の写真を40年以上撮っているが、ソデグロヅルを撮影したのは初めて」と驚いた。
 蕪栗沼の環境保全活動に取り組む同市のNPO法人「蕪栗ぬまっこくらぶ」によると、3羽を確認したのは1月20日ごろ。シベリアで繁殖し、冬は中国やインドへ渡る鳥だが、今年は北海道や新潟県、千葉県などで目撃されているという。同法人の戸島潤副理事長(45)は「過去に県内に飛来した例はあるが、蕪栗沼では初めて。家族で確認されるのは特に珍しい」と話している。


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2017年02月18日土曜日


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