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光るひょうたん島 不明・犠牲者への思い込め

高台で鎮魂の光を放つひょうたん島
土地区画整理事業が進む大槌町中心部を見下ろす高台で光るひょうたん島(右上)

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の高台で、発光ダイオード(LED)電球で飾られた「ひょうたん島」が毎晩、光を放っている。震災で行方不明になった町民421人の発見を願い、犠牲者への鎮魂の思いを込めて同町の松村建設が造り設置した。
 町のシンボルで、大槌湾に浮かび、人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島を再現。長さ30メートル、幅10メートル、高さ10メートルで、緑や赤のLEDを取り付けた。
 昨年12月のクリスマスに高台に設置した。正月で撤去する予定だったが、町民の好評を得たことから、お盆まで点灯させる。
 同社も会長ら6人が死亡または行方不明となっている。天満昭広社長は「夜空を照らし、行方不明となった方々が大槌に戻ってくる際の目印になってほしい」と話す。


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2017年02月18日土曜日


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